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フコイダンのアポトーシス誘導作用と吸収性

海藻類の内、コンブ・ワカメ・モズクなどの海藻のヌメリ成分のひとつである硫酸化多糖類がフコイダンであり乾燥重量の約4%に含まれています。
これはフコースと呼ばれる糖に硫酸基が結合したものが数多く連結した構造の総称としてフコイダンという名称が使われているのです。

フコイダンの抗癌作用の研究報告が1996年の第55回日本癌学界にて発表され、とりわけ正常細胞に対して全く影響を与えず、かつ異常細胞である癌細胞のみを自滅させるアポトーシス誘導作用という効果が大きな注目を集めました。

私達の体の細胞には老化したときに細胞自ら自滅するように指令する遺伝子が組み込まれており、この働きで細胞が自滅することをアポトーシスといいます。
分かりやすくいえば正常細胞に対して、あらかじめ設定されていた死ということです。

体内で古い細胞が死に新しい細胞が生まれてくるというこのアポトーシスによって代謝が繰り返され、私達の健康を維持しているわけです。
アポトーシスが全く効かなくなってしまった異常細胞がすなわち癌(がん、ガン)細胞であり、このまま放っておくと分裂・増殖を繰り返します。
この癌細胞に直接作用しアポトーシスを起こさせる作用がフコイダンにはあるわけです、異常細胞に対してのみ働き正常な細胞に対しては働かないため副作用がないのです。

フコイダンが健康食品として必要とされる理由はふたつあります。

理由その1:
それはモズクに含まれるフコイダンの量にあります。
それは、わずか0.1%程度しかないのです。
なんとモズク1kg に含まれるフコイダンの量はわずか 1gしかないのです。

通常、私達の健康維持に良いとされるフコイダンの量は約 2g~ 3g といわれており、これを モズクに換算すると、その量はなんと1日あたり3キロちかくという大量が必要になるのです。

スーパーなどで販売されているモズクを、1パック 100g入りとした場合はそれが30パックという量になります。
現実的に毎日、これだけのモズクを食べつづけることはまず不可能であり、しかも塩分の摂りすぎで、別の病気になってしまうわけです。

理由その2:
それは仮にそれだけの量のモズクを、毎日 食べたとしても、人間の腸にはフコイダンを分解するための酵素がそなわっていないため、せっかくのフコイダンも、吸収されずに体外に排出されてしまうのです。

実はこれは、フコイダンの分子の大きさによるものです。

一般的に人間の腸粘膜が吸収できる分子の大きさは、約 3,000 ~ 4,000 といわれており、この大きさよりも大きいものは、吸収されにくいのです。

そしてフコイダンの場合は分子の大きさが 20万 ~ 100万という高分子なのです。

通常の食物は、そのような 高分子状態でも、胃腸で細かく分解・消化して、分子を小さくすることで、吸収することができます。

ところが、人間の腸には、フコイダンを 分解 ・消化 するための酵素が備わっていないため、フコイダンを吸収することができずに、そのほとんどが便として体外に排出されてしまうのです。

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