高発癌家系というのは例えばある家系の方は、そのほとんどが癌(がん、ガン)になるというような場合がそうです。
例えば家族性大腸ポリポーシスという病気においては、その癌(がん、ガン)になるような遺伝子を生まれつき受け継いでいる場合、そのほとんどが40歳ぐらいまでには癌(がん、ガン)になるわけです。
実際、そのような家系は存在し、この場合は遺伝する癌(がん、ガン)といえるわけですが、こういう遺伝する癌(がん、ガン)といわれるものは全ての癌(がん、ガン)においてはごく少数なのです。
一方、遺伝要因のひとつに発がん物質への感受性というものがあります。
例えば、同じように喫煙をしても、がんになる方とならない人がいます。
これはそうした発がん物質に対する感受性は遺伝的に決まるということが、ある程度分かってきています。
こうした感受性は直接的にがんを起こす原因にはなりませんが、やはり遺伝する体質といえるわけです。
そしてこの体質について高発がん家系に比べるとある程度多く存在すると考えられます。
しかし、がんの原因として、圧倒的に大きなウエイトを占めるものは、環境要因と呼ばれるものです。
ここで言う環境とは、個人の力ではどうしようもない大気汚染等もありますし、それ以外には個々人の生活習慣も含まれるわけです。
