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抗癌剤の副作用と対策

抗癌剤は一般的に発育の早い癌細胞に作用するので人間の体で生まれ変わりの早い細胞(毛根、胃腸管上皮、骨髄など)にも影響します。
従って、どの抗癌剤にも見られる症状には髪が抜けたり、口内炎、下痢、吐き気、食欲不振などがあります。

骨髄では血液細胞(白血球、赤血球、血小板)が常に造られているため抗癌剤の影響を特に受けやすく、血液の生産が妨げられてきます。

骨髄抑制作用は最も大きな問題であり、骨髄抑制作用を受けると白血球が減少します。
白血球には、好中球、リンパ球などいくつかの種類がありますが、特に好中球と呼ばれる白血球が減少すると発熱を起こし、
好中球の減少が長時間続くと肺炎など重い感染症を伴います。

それから、血液成分では止血に役立つ血小板の減少が見られます。
血小板が正常値を大きく下回ると出血しやすくなり、これは血小板の輸血で対処します。

吐き気に使われる薬にはナウゼリン錠、プリンペラン錠、ゾフラン錠などがあり、ゾフラン錠は、5-HT3レセプターと強固かつ選択的に結合する事によって嘔吐刺激をブロックすると考えられています。
この作用は、プリンペラン錠などの150~3500倍も強いと言われていますが、まだはっきりしません。

口内炎に使われる薬には口腔用アフタゾロン、ケナログなどがあります。

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