免疫は腸管の中でどのようなしくみで調整されているのでしょうか。
腸内の善玉菌が増えればリンパ球の総数が増え、外部からの異物に対抗するT細胞、体内の異常細胞に対抗するT細胞の両方が増加していたことも報告されています。
そして、リンパ球以外の免疫機能にも変化が現れたという結果がでています。
白血球は、マクロファージやリンパ球、顆粒球が相互に情報交換をしながら外部からの刺激や内部に起こった異常に対し、反応を起こしています。
無意識のうちに体の機能を調整している自律神経の一つが副交感神経です。
副交感神経に対して自律神経にはもう一つ、これとは反対の働きをする交感神経があります。
そしてこれら両者 が相反した働きをすることで状況に応じて体調を整え免疫力を調整しているのです。
心身のストレスはこの自律神経のバランスを乱す元凶となります。
そして過度なストレスは交感神経を活発にさせ、副交感神経の働きを抑制します。
副交感神経の支配下にある腸管などの消化管運動、リンパ球の働きにおいて、腸管の免疫力はストレスによるダメージを受けや すくなっています。
例えば過労や悩み事が続くと腸管の働きが悪くなって、便秘になったり、便の腐敗臭が増したりします。
これはいずれも腸内の善玉菌が減って悪玉菌が増え、免疫力が低下した事によるものです。
ストレスを減らしながら積極的に善玉菌を増やすことを毎日の生活に取り入れる事により副交感神経の働きを活発化し免疫力が強化して病気を予防することができるのです。
