サラ金業者以外の消費者金融

消費者金融には武富士、アコム、プロミスなどの大手消費者金融業者、いわゆるサラ金業者以外にも以下のようなさまざまな系列の業者があります。

(1)銀行系の消費者金融

銀行系カード会社は都市銀行などが中心となって設立した会社でありアメリカンエキスプレス、ダイナースクラブといった国際カードと提携しているのが特徴となっています。
キャッシングは無担保、無保証であり金銭使途の利用目的制限はありません。
実質年率は27.8%程度でありリボルビング払いの場合は18%程度です。

かつての銀行は企業金融が中心であり、消費者金融(ローン、サラ金)としては消費者が自動車、ピアノなどの耐久消費財を購入する際の提携ローンしかありませんでした。
しかし最近では時代の流れに合わせて銀行でも消費者金融(ローン、サラ金)に注力してきました。
例として東京三菱銀行とアコムが共同設立した三菱キャッシュワンやUFJ銀行グループとプロミスが共同設立したモビットなど、銀行が大手サラ金企業と提携して利息制限法の範囲内で貸付を行う消費者金融会社を設立する動きが進んでいます。

銀行系のカードローンは無担保、無保証で使用目的を制限しないなどの内容で実質年率は7~14%程度と低く設定されています。
銀行で行う消費者金融(ローン)についてはサラ金会社に適用される貸金業規制法の適用はありませんが、銀行とサラ金会社が提携して設立した消費者金融会社には貸金業規制法の適用はあります。


(2)信販系の消費者金融

信販会社はショッピングに関するクレジットが中心でしたが最近では消費者金融(ローン、サラ金)にも進出してきていることは周知のとおりです。

信販会社がショッピング用に発行したクレジットカードの殆どにキャッシング・
サービスの機能が付加しております。
このキャッシング・サービス機能こそ消費者金融(ローン、サラ金)のことなのです。
信販会社の行うキャッシング・サービスは無担保、無保証であり、金銭の使途も自由となっています。
実質年率は25~29.2%の範囲であり利用限度額が設定されています。
信販会社の行う消費者金融(ローン、サラ金)に対しては貸金業規制法、出資法、利息制限法が適用されます。


(3)流通系の消費者金融

流通系の消費者金融は実質年率が25~29.2%の範囲となっています。
流通系の場合もサラ金同様に貸金業規制法、出資法、利息制限法などが適用されます。


(4)その他の消費者金融

消費者金融は信用金庫、労働金庫、生命保険会社、農協なども行っていますが金利は銀行並みか幾分低めに設定されているようです。
そしてこれらの消費者金融についてはサラ金会社に適用される貸金業規制法は適用されません。

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