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血圧には低血圧と高血圧がありますが、とりわけ健康に悪影響を与える高血圧に注意する点は以下のとおりです。

(1)全身に必要な血液が、身体の隅々に送り届けられるのは、心臓が休むことなく動き続けているからで、心臓が収縮するたびに血液が血管に送られる。

(2)高血圧になると血管に強い圧力がかかるため、血管の中側の壁(内皮細胞)に裂け目が出来やすくなる。するとその裂け目に次々とコレステロールが入っていく。

(3)コレステロールは身体にとっては異物なので、白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)がやってきて、その異物であるコレステロールを取り除こうと食べてしまう。
すると今度は、コレステロールを食べ過ぎたマクロファージが血管壁にどんどん溜まっていき、血管の壁がコブの様に膨らんでいく。すなわちこれが動脈硬化である。

(4)血圧が高いと動脈硬化で出来たコブの表面に大きな力が加わる。そのためコブの表面に傷がつきやすくなる。すると、傷口をふさごうと血小板が集まってくる。
これを繰り返しているうちに、赤血球などの血液の成分が溜まって、少しずつ固まっていき、そしてついに血管を塞いでしまう。そうなると血液は流れていかない。
これが脳梗塞や心筋梗塞の原因である。

(5)動脈硬化が進んでくると、血管の壁が硬くなってもろくなり破れてしまい、血液が血管の外に流れ出す。これが脳の血管で起こるのが脳出血である。

(6)高血圧は脳出血や脳梗塞、心筋梗塞など、命に関わる病気の原因になる。
  高血圧は気づかないうちに忍び寄るので、サイレントキラーと呼ばれ、私たちの命を脅かす。   
さらに、高血圧は腎不全や動脈瘤の原因にもなる。

(7)私たちの身体には必要に応じ、血圧をコントロールする見事な仕組みが備わっている。
   激しい運動をした時などは、よりたくさんの酸素や栄養が必要となるため、
   より多くの血液を全身に送り届けなければならない。それで血圧が上がる。

(8)一方、安静にしている時などは、心臓の動きもゆったりとして血圧も下がってくる。
   こうした血圧の調節をしているのが、脳と神経の働きである。

(9)血圧を上げる場合は、脳から"血圧を上げなさい"という命令が出る。
   その命令は交感神経を通って心臓と血管へ伝えられる。
   交感神経の末端からはノルアドレナリンという物質が分泌されている。
   この物質は心臓の鼓動を早め、血管を収縮する働きがあるので、
   命令が伝えられると血管に大量の血液が送り出されると共に血管も収縮するので
   血圧が上がる。

(10)血圧を下げる場合は、命令は脳から副交感神経を通って心臓と血管へ伝えられる。
   副交感神経の末端からはアセチルコリンという物質が分泌される。
   この物質は心臓の鼓動を遅くし、血管を拡張するので血圧が下がる。

(11)血圧を調節しているのはこれだけではない。
   血管が狭くなると血圧が上がる。一方血管が広がると血圧が下がる。
   このように血管の収縮によっても血圧がコントロールされている。

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