4.飲酒と血圧の関係
飲酒と血圧の関係には以下のようなものがあります。
(1)酒は体内に入ると、まず胃と腸で吸収される。ついで肝臓で分解されると、
アセトアルデヒドと言う成分が発生する。
これは劇薬であるホルマリンの仲間で、神経系を刺激し、
頭痛や吐き気を引き起こす原因となるものである。
と言っても、肝臓で発生したアセトアルデヒドが、すべて神経系を刺激することはない。
体内の酵素(アルデヒド脱水素酵素2=ALDH2)が
この"悪玉"を二酸化炭素と水に分解して、体外に排泄させるからである。
(2)したがって、この酵素をたくさん持っている人ほど酒に強いことになるが、
これは父母から受け継ぐALDH2の遺伝子の型で決まる。
実際、同じ量の酒を飲ませ、アセトアルヒドの濃度を調べてみたら、
強い人は1,2%であったのに対し,弱い人は18%もあった。
"悪玉"が15倍もあれば悪酔いするのも当然である。
そして、日本人の約50%がこの酵素が少ないタイプで、
これに対し欧米人は90%以上が酵素をたっぷり持っている。
(3)酒が体内から抜ける時間は 180÷体重×酒単位 である。
そして酒単位の 1 は、
(1)ビール中ビン1本 (2)焼酎1合 (3)ワイン1/3本 (4)ウイスキー3/4グラス である。
例えば体重60kgの人が焼酎を1合飲んだ場合に酒が抜ける時間は 180÷60×1=3時間を要する。仮にワインを1本飲んだら180÷60×3=9時間後に酒が体内から抜けることになる。
(4)晩酌の適量(アルコール30ml相当)
①日本酒1合 ②ビール大瓶1本③ウイスキーシングル2杯
④焼酎(25度)お湯割り2杯 ⑤ワイン2杯
5.アルコールへの反応は個人差が大きく、致死量は人によって4倍も開きがある。
6.飲んだ後に温泉に入ったりサウナで汗を流したりするのは気持ちがいいが、心臓や血管にはとても悪い。
特に高血圧の治療で降圧剤を服用している人は、
薬に食事、お酒、入浴など血圧を下げる条件がいくつも重なると、
脳貧血を起こし転倒事故などに結び付く。
7.お酒を飲んだときは血圧が下がるが、その後血圧が上がる。
心臓を動かす交感神経の働きが高まり、血管を拡張するカルシウムやマグネシウムが尿から排出されるためとみられる。この為、未明から早朝にかけて血圧が上がり、もともと高血圧症の人は急上昇する場合もあります。
8.お酒の中でも泡盛には血液中のコレステロールを取り除く効果があるといわれている。
更に血管を詰まらせる「血栓」を溶かす成分に加え、
体内で血栓を作る作用を抑制する両面の効果もあるので、
泡盛を飲むことで動脈硬化などの血管病はかなり抑制できるという。
9.泡盛は「本格焼酎」に分類され、ほかの酒とは違い"蒸留を二回以上繰り返さない"ので
「蒸留を繰り返すことによって有効成分(健康に効く)が失われる」ことも少ない。
そこに泡盛の良さがある。
10.泡盛を飲むことで動脈硬化などの血管病はかなり抑制でき、
泡盛の有効成分に血管病を予防する効果が含まれていることが証明されている。
11.コレステロール値が高いと動脈硬化になりやすいが泡盛には
血管中のコレステロールを取り除く効果がある。
12.さらに血管を詰まらせる「血栓」を溶かす成分に加え、
体内で血栓を作る作用を抑制するという両面の効果があることを示した。
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