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糖尿病とは何でしょうか?
糖尿病とは膵臓から出るホルモン、インスリンの分泌あるいは働きが悪くなる病気のことです。

糖尿病患者の体内では糖の合成が増加する一方で糖の利用が低下するために血液中の糖の濃度、いわゆる血糖値が上昇します。
この症状が進行すると血液中の糖が尿の中に漏れ出すようになります。
これが糖尿病といわれる由縁です。

糖尿病は今でこそ治せる病気ですが20世紀初めまでは、一度発病すると死に至る恐ろしい病気でした。
糖尿病患者は大量に水を飲み頻繁に尿を出すようになって、やがては次第にやせ細っていくのです。
このように尿に糖が出てやせることから当時の治療方法は長い間、体外に排出される糖を補充するために穀物や果物、ワインなど、糖分の多い飲食物を摂取するというものでした。
医学が発達した現代社会からみれば糖尿病をより悪化させる治療法だったわけですね。

その後、糖尿病を治療するには食事の栄養を抑えるほうが良いということが分かったのは1870年のフランスとプロシア(ドイツ)戦争がきっかけでした。
当時、フランスのパリがプロシア軍に包囲されてパリの街は飢餓状態に陥りました。
ところが、結果としてパリに在住する糖尿病患者の尿から糖が消えたのでした。

それから19年後にドイツの医師らが犬の実験において犬から膵臓を取り除くと、犬が糖尿病になることを発見したのです。
そして1921年に膵臓が出すホルモンであるいわゆるインスリンが発見されたのです。
私達は食物を食べて消化器官で分解し、体を造る材料や体を活動させるためのエネルギーを得ています。
人間に必要な主な栄養素には炭水化物、脂肪、タンパク質の3つがあります。
その中で炭水化物は分解された後に分解されてブドウ糖(グルコース)に変化します。
そしてこのブドウ糖は体内で燃やされて体を動かすエネルギー源となるわけです。
通常、私達が食事をすると、消化器官から血液中に糖が放出されて膵臓からはインスリンが分泌されます。
それから、放出されたインスリンは体内の各細胞に糖を取り込めという指令を出します。
そしてインスリンは肝臓にも働きかけて糖をグリコーゲンという物質に変えて貯蔵させるのです。
このようなインスリンの働きにより血液中の糖濃度は急速に下がっていきます。
しかし、インスリンが充分に分泌されなかったり、体内でのインスリンの効き方が悪かったりすると血液中にはいつまでも高い濃度の糖が残存し、結果として糖尿病になってしまうというわけです。

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