糖尿病の種類

糖尿病は大きく分けると1型糖尿病と2型糖尿病の2種類になります。

まず、1型糖尿病は膵臓そのものがインスリンを分泌できなくなる病気であり、膵臓にウイルスが感染したり、あるいは患者自身の免疫機能が自分自身の膵臓を攻撃したりするためにインスリンを造る細胞が働かなくなった時に1型糖尿病となります。
日本においては全様尿病患者の5~10%がこの2型糖尿病と思われます。

そして一方の2型糖尿病はいわゆる生活習慣病であり、全糖尿病患者の約90%を占めています。
2型様尿病の場合は1型糖尿病と違って膵臓からのインスリンは分泌されていますが、その量が少なかったり、あるいはインスリンに対して体が反応しにくくなったりしている結果、血糖値が下がりにくい状態となっています。

このふたつの呼び方は1998年からであり、1880年代には1型糖尿病のことをやせ型糖尿病と呼び、一方の2型糖尿病のことを肥満型糖尿病と呼んでいました。
1型糖尿病の場合、患者の体内においてはインスリンが殆ど分泌されず、2型糖尿病においては1型とは逆にインスリンは分泌されており、患者によってはその濃度が健康人よりも高いことが知られています。

1型糖尿病と2型糖尿病では発症の原因と仕組みが全く異なることが分かっています。
つまり、1型糖尿病は1種の自己免疫疾患であり、本来なら体外から入ってくる病原体を排除するための仕組みである免疫系が自分自身の体の一部を敵とみなして攻撃し、破壊してしまうわけです。

一方の2型様尿病は遺伝的要因と発症の関係が明確になっています。
そして2型糖尿病の発症原因としては遺伝的要因よりも環境的要因のほうが大きいことが分かっています。
これはつまり、長期に渡って過剰な栄養摂取と運動不足によって内臓脂肪が大量に蓄積されることです。
これは内臓脂肪が分泌するTNF-αといわれる物質がインスリン抵抗性を引き起こして慢性的な高血糖状態に至らしめるのです。

以上により2型糖尿病は本人の節制した生活を送る努力により発症を抑えることができることに対して1型糖尿病の場合は自分自身の努力で発症を抑えることができないことが分かります。

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