4.ビタミンの上手な摂り方(1)

ビタミンは三大栄養素のようにエネルギー源になるのでもなく、体の主要構成分でもありません。

しかし、生理的機能の調整に必要なので、これが不足すると種々の病気や健康上の障害を誘発します。

(ビタミンA)
  1.不足すると鳥目になり、皮膚が荒れたり風邪や肺炎にかかりやすくなる。
  2.肝油、牛乳、バター、卵黄、やウナギ、タラ、ニシン、サバ、アジ、などの魚類および貝類に
   多く含まれている。肉類ではレバーにしか含まれていない。
  3.体内で四週間も蓄えておける為(体内に入ってしまえば破壊されない)、
   ビタミンB1やCのように摂れば、毎日排泄されてしまうものではない。
  4.植物性食品の場合ビタミンAそのものは含まれていないが、ニンジンなどに含まれている
   黄色色素のカロチンが体内でビタミンAに変化して効力を表す。
  5.カロチンの吸収度:
    (1) 生ニンジン:20~30% (2) 茹ニンジン:40~50%
    (3) カボチャ:50~60% (4) ホウレン草:35~50%

(ビタミンB1)
  1.不足すると脚気(かっけ)になる。穀類にはB1は多いが精米すると、
   B1が多く含まれている胚芽やヌカの部分が失われる。
   しかも、B1は熱に弱く玄米を圧力釜で調理すれば、B1は80%以上失われてしまう。
  2.酸化に強く長時間かける調理法だとさほどの変化はないので、
   玄米はとろ火でおかゆを炊く方法が良い。⇒15~20%は汁の中に流失する。
  3.胚芽米、セロリ、豚肉、エンドウ、緑茶、生シイタケなどに多く含まれている。

(ビタミンB2)
  1.不足すると、発育不良や肌荒れのほか、口の周りに「ただれ」がおきる。
  2.B1同様、酸化には非常に強いが光に弱く、太陽光線に当ててしまうと三分の二以上が
   破壊される。
   したがって二時間以上太陽に当てた牛乳は、殆んどB1が破壊されている。
  3.卵、牛乳、肉類(特にレバー)に多く含まれている。野菜では緑色野菜だけに含まれ、
   他の野菜や果物には含まれていない。

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